平成27年度第3回BELCA会員の新技術・新事業等の説明会
「タイル外壁の補修工法に関する説明＆体験会
(株)ホリ・コン：「ハイブリッドクイック工法」」を開催しました

ロングライフビル推進協会（ＢＥＬＣＡ）では、会員企業の建築物のロングライフ化に資する新技術や新事業等について広く知っていただくことにより、これらの新技術等の活用促進を図ることを目的として説明会を開催しております（過去の説明会の開催報告はこちら（第1回、第2回））。

平成27年度の第3回の説明会として、平成28年3月25日に、外壁タイルの浮き・剥離の補修工法である「ハイブリッドクイック工法」の詳細説明と工法機材を用いた『穿孔・注入・ピンニング』工程の実演及び体験会を、開発メーカー(株)ホリ・コンの本社ショールーム・技術研修室にて、午前・午後の2部に分けて開催しいたしました。

当日は多くの方にご参加いただき盛況に開催することができました。

１．開催概要

開催日時

場　　所

平成28年3月25日（金） ①10：00～12：00　②14：00～16：00

株式会社　(株)ホリ・コン　本社ショールーム・技術研修室

参 加 者

17名

 

２．工法の説明内容等

　説明者

株式会社　ホリ・コン　代表取締役社長　　堀　宏一朗

技術部　部長　　小関　　裕　

　技術概要等

タイル外壁の浮き・剥離の補修・改修工事において、湿式超低騒音ドリルMF-1ドリル[ハイブリッド仕様]を用いた孔内洗浄穿孔による確実な粉塵除去、特殊注入ノズルを用いて孔最深部からの孔内全体への確実な樹脂注入を行うことにより、施工品質（強度・耐久性）の向上、作業環境の改善、施工日数の短縮化、仮設費や諸経費の低減を図られています。また、ドリルと冷却水供給タンク及び電動バキューム装置との連動により、送水圧力の安定化と作業員の負荷の低減が図られます。なお、当該工法は、当協会の優良補修・改修工法等評価事業において「経済性」「施工性」について「優れている」と評価されております。

当日は、技術の詳細説明と工法機材を用いた外壁躯体への穿孔及び透明仮想躯体への確実な樹脂注入を実演いただいた他、従来工法との比較検証を行い、参加者にも体験いただきました。

ハイブリッドクイック工法は1500棟の技術採用実績を持ち、近年発生した大地震を含め無事故である事が社会からの評価にも繋がっていると聞いております。

　

当日の様子

工法の詳細説明

湿式超低騒音ドリルMF-1ドリル
[ハイブリッド仕様]の穿孔体験

透明仮想躯体への樹脂注入体験

当日のプレゼン資料(PPT、パンフレットのPDFデータ)

問合先

株式会社　ホリ・コン　技術部　TEL：03-3500-3971

関連情報

http://www.horicon.jp/hybrid/policy/index.html

http://www.belca.or.jp/yuryotestzisseki.htm

本ページに関する問合せ先

　公益社団法人ロングライフビル推進協会　事業推進部

　TEL:03-5408-9830　FAX03-5408-9840　E-mail:　belca＠belca.or.jp