開催日時

場　　所

平成27年12月8日（火） 14：00〜17：00

当協会会議室　

参 加 者

41名

東洋熱工業株式会社：3DスキャナーとBIMを連携させたリニューアル工事

　説明者

東洋熱工業株式会社　　　技術統轄本部技術研究所研究員 　　　三浦 貴広

東京本店工務技術部　　　　渡邉 秀夫

技 術
概要等

当該システムは、リニューアル工事の現地調査において全周囲空間の位置情報を3Dスキャナーで計測することで既存建築設備をコンピュータ上に高精度の点群データと扱うことができ、また、点群データから平面や円柱形状を自動で抽出できるソフトとBIMソフトを連携できるようにしております。これにより、現地調査から図面作成、リニューアル計画提案までの作業を限りなく自動化しつつ、CAD図面の高品質化と一連の作業の飛躍的な省力化を可能としております。

当日は、技術の概要、実際の熱源設備改修工事での実施例ついてご説明いただきました。

当日のプレゼン資料

当日の様子

問合先

東洋熱工業株式会社技術統轄本部 技術研究所　047-359-1033

関連情報

http://www.tonets.co.jp/news/news_75.pdf

前田建設工業株式会社：施設履歴管理システムとＢＩＭモデル連携

説明者

前田建設工業株式会社　建築事業本部建築技術TPM推進グループグループ長　　曽根 巨充

技 術
概要等

拡張性のある施設履歴管理システム「アイクロア（ichroa）」に記録された「施設の修繕状況」や「管理マニュアル」等の情報をBIMモデルと連結することにより、建物管理者等がBIMモデル上で当該建築物の修繕状況や設備等の管理マニュアルを利用できるようにしております。
　また、操作しやすいBIMビューアーにより、端末内で修繕状況等の情報がわかりやすく閲覧できるようにしており、施設管理情報の直観的な把握と、「予防保全」計画立案の効率化につながるよう工夫されております。
　当日は、システムの概要、実際の施設管理における適用事例等についてご説明いただきました。

　　　　　当日の配布資料

当日の様子

問合先

前田建設工業株式会社　建築事業本部建築技術TPM推進グループ　ＴＥＬ：03-5276-5180

関連情報

https://www.maeda.co.jp/tpms/ichroa/

http://www.maeda.co.jp/select/2015/09/08/1534.html

株式会社安井建築設計事務所：ＢＩＭとＦＭを連動させた建築情報マネジメントシステム

説明者

株式会社安井建築設計事務所　情報・プレゼンテーション部長 繁戸和幸

技 術
概要等

BIMとファシリティーマネジメント（FM）を連動させた「建築情報マネジメントシステム」により、管理対象となる設備機器等の情報を3次元モデルとともに表示できるようにし、一般ユーザでも容易に運用・維持管理を行えるようにしており、遠隔地からの複数施設管理にも対応するクラウドシステムとなっています。

システムを利用すると、設備機器等の点検においては、あらかじめ空調機器等に取り付けたQRコードを点検者がスマートフォンのカメラで読み取るだけでデータが入力され、手作業による入力等の手間が減ること、建物の各種設計データや日々の管理情報をシステムに簡易に登録することにより、少ない手間で関係者間で情報が蓄積・共有でき、これらを基に最適なタイミングで修繕工事等を行えるようになるため将来発生する工事費用を低減することなど、維持管理にかかるコストの削減につながるよう工夫されております。

当日は、システムの概要や、実際の施設管理における適用事例についてご説明いただきました。

当日のプレゼン資料及び配布資料

当日の様子

問合先

株式会社安井建築設計事務所　東京事務所情報・プレゼンテーション部　TEL:03-3261-5107

関連情報

http://www.yasui-archi.co.jp/solution/solution/bim.html