維持保全計画に関する情報提供

 

BELCAでは建物のロングライフを実現する上で不可欠な「維持保全計画」について、書籍「建築・設備 維持保全計画の作り方(平成2年第1版発刊)」の発行を始めとして、書籍を利用した講習会の実施等、周知・活用の促進を図る活動をしております。

 

 

 

 

●維持保全計画とは


建築基準法第8条は、建築物の所有者、管理者又は占有者に対して、建築物の敷地、構造及び建築設備を常時適法な状態に維持するように努めることを求めており、建築基準法第82項は、必要に応じて建築物の維持保全に関する準則又は計画を策定し、その他適切な措置を講じるよう求めています。

また、建築基準法第82項における「維持保全に関する準則又は計画」の作成指針は、昭和60年の建設省告示第606号に「計画に定めるべき事項」として、10の項目と各項目に定めるべき事項を示されております。

 

 

 


昭和60年建設省告示第606

の計画に定めるべき事項

1 建築物の利用計画

2 維持保全の実施体制

3 維持保全の責任範囲

4 占有者に対する指導等

5 点検

6 修繕

7 図書の作成、保管等

8 資金計画

9 計画の変更

10 その他


書籍「-建築基準法第8条第2項対応-建築・設備維持保全計画の作り方(新訂版)」

 

BELCAでは、維持保全計画の策定にあたってのガイドブックとして書籍「建築・設備維持保全計画の作り方」をとりまとめて、平成2年の第1版発刊以来、改訂を重ねております。

書籍では、維持保全計画の内容を解説した上で、維持保全計画書の様式を示し、事例を通して維持保全計画書の作り方を学べます。

平成28年に改訂しており、改訂に際しては、ロングライフ化を見通した建築物のライフサイクルマネジメントという観点を取り入れ、維持保全計画を長期、中期、短期の3つの時間軸に分けて整理し、詳細に解説しています。併せて、前回改訂時からの省エネルギーの推進等の社会状況の変化についても記述を充実しています。

なお、維持保全計画の様式の例(エクセルファイル)は以下の通りです。

 ■維持保全計画の様式例(エクセルファイル)

 

書籍の構成

1編.建築物のライフサイクルマネジメントと

維持保全計画

1章 建築物のロングライフを目指した

ライフサイクルマネジメント

2章 維持保全計画の役割・構成等

2編.維持保全計画の内容

1章 長期維持保全計画

2章 中期修繕・更新・改修計画

3章 短期維持保全計画

4章 その他留意事項

第3編.維持保全計画書の様式・事例及び解説

1章 維持保全計画書の様式

(維持保全計画書及び別表1〜別表13

2章 維持保全計画の事例

(モデルビルの維持保全計画書及び

別表1〜別表13

3章 維持保全計画書の作成事例の解説

    (第2章で示す事例の解説)

巻末参考資料

 

 

 

●セミナー「維持保全計画作成講習会」

BELCAでは、建物の維持保全計画の適切な策定に資するため、平成22年より書籍「建築・設備維持保全計画の作り方」をテキストに用いて、維持保全計画を作成する際のポイント等を少人数で演習しながら学べるセミナーを開催しており、多くの方にご参加いただいております。
 本年度も下記日程で、「維持保全計画作成講習会」を開催いたします。

     @東京会場(定員に達したため受付を締め切りました)
      日時:平成29年10月26日 9:45〜17:00
      場所:BELCA会議室
     A大阪会場
      日時:平成30年2月16日 9:45〜17:00
      場所:エル・おおさか
     B東京会場2回目(追加開催いたします)
      日時:平成30年 3 月 1 日 9:45〜17:00
      場所:BELCA会議室
      
    
  *平成29年度の講習案内・申込書のダウンロード

 

これまでのセミナーの開催概要

 

開催年度

会場

開催日

 平成28年度

東京

  平成29322

大阪

  平成29316

平成27年度

東京

平成271211

平成28212

大阪

平成28224

平成26年度

東京

平成26124

平成27226

大阪

平成2735

平成25年度

東京

平成251225

平成26313

大阪

平成2636

平成24年度

東京

平成24119

平成25315

大阪

平成241121

平成23年度

東京

平成231025

平成24316

大阪

平成24217

平成22年度

東京

平成23119

大阪

平成23217

●その他

1.建築・設備総合管理士資格制度

建築物のロングライフ化のためには,建築物のライフサイクルにおける諸課題に対して維持保全計画の作成・実行等を通じて適切にマネジメントすることが重要になります。BELCAでは、ライフサイクルマネジメントの担い手を育成することを目的として「建築・設備総合管理士資格制度」を設けております。当該制度は、建築物のライフサイクルマネジメントに係る技術を体系化した講習等を行い,講習を修了し,建築物のライフサイクルマネジメント業務を適切に実施する能力を有する技術者として認められた者に「建築・設備総合管理士(ビルライフサイクルマネジャー)」又は「建築・設備総合管理士補(ビルライフサイクルアシスタントマネジャー)」の称号を付与するものです(資格の概要等についてはこちら)。

 

2.書籍「建築物のライフサイクルマネジメント用データ集」及びそれを用いた長期修繕計画策定演習セミナー

BELCAでは、維持保全計画の中で重要な計画内容となる「長期修繕計画」にあたって不可欠な内外装や設備機器の修繕周期や更新周期等の関係データを取りまとめ、「建築物のライフサイクルマネジメント用データ集」として刊行しております。

毎年、この「建築物のライフサイクルマネジメント用データ集」を用いて、長期修繕計画の策定手順や同書のデータの活用方法を解説するとともに、皆様の実務に活かせるよう、モデル建物の工事見積書から長期修繕計画の策定を演習する演習形式のセミナーを開催しております(セミナーの開催予定等についてはこちら)。

長期修繕計画の策定等の業務に携わる方は、参加等ご検討ください。

 

3.小冊子「建築・設備の維持保全のレベルとこれをふまえた維持保全計画の策定」

BELCAでは、維持保全の仕様等の水準について、項目ごとに、高度な満足感を利用者に提供してその建物の使用目的を達成するような“高度なレベル”、相応の市場性を有するための“標準的なレベル”、いわば“最低限必要とされるレベル”、の3段階で具体的に示すことによって、実際に建物の維持保全計画を策定する際の参考情報として「建築・設備の維持保全のレベルとこれをふまえた維持保全計画の策定」を発行しております。

 

●お問い合わせ先

公益社団法人ロングライフビル推進協会(BELCA)

事業推進部 (資格に関連する問合せは資格推進部)

TEL03-5408-9830  FAX03-5408-9840  E-mailbelca@belca.or.jp