東急建設株式会社

■会社情報

本社所在地
150-8340  
東京都渋谷区渋谷1-16-14 
渋谷地下鉄ビル
ホームページ
https://www.tokyu-cnst.co.jp/
主な事業内容
総合建設業
( 建築工事、土木工事、設備工事
機器装置の設置工事
その他  建設工事全般に関する企画、測量、設計、監理、施工、
エンジニアリング、マネジメント
及びコンサルティング等を含む )

■ビルのロングライフ化に向けた取組み
 
@取組みの基本方針
建築物を資産として有効利用しつつ、そのロングライフ化に努め、持続可能な社会の形成に貢献します。
<組織体制>
 当社は、リニューアル技術の開発及び診断を建築事業本部内の技術・開発関連部署を中心に実施し、リニューアル工事は子会社の東急リニューアルを中心に全社組織を挙げて取組み、建築物のロングライフ化に努めております。 
 総合建設会社の強みを生かし、構造・仕上げ・設備の各分野の専門家集団として、ロングライフを企図した建築物の企画、設計、建設を行います。劣化診断については、構造・仕上げ・設備の各分野で連携した横断的な診断を行うことが可能です。その上でリニューアルに限らず、建築物の運用支援、中長期修繕計画の算定等、オーナーの皆様のお役に立つ様々なソリューションを提供しています。 
建築物のライフサイクル(企画・設計・建設→運用管理→解体)の各過程において、新しい技術・機器・部材等の開発・活用を図りつつ、物理的劣化、ニーズ の変化、技術革新等に対応しつつ適切にマネジメントして、建築物のロングライフの実現に努めます。
<LCC>
 当社は、建築物のライフサイクルマネジメント(LCM)に注力しており、お客様のニーズに合わせた中長期修繕計画の他、建築物をその生涯にわたりサポートする「建物見守りサービス:FMoTクラウド(エフモットクラウド)」を提供しております。このサービスは施設にまつわる膨大な情報をクラウドデータベースで共有・一元管理することで施設の管理・運用を、より効率的に行って頂くための施設管理支援ツールです。図面等のファイル類や営繕工事・保有資産・備品・設備機器・テナント・各種台帳など施設に関するあらゆる情報を”Excel感覚で”やさしく整理し『見える化』できます。
建築物の企画・設計・建設に関し、建築物のライフサイクルにわたるコストの低減、環境負荷の縮減、維持保全の容易性とフレキシビリティの確保に努めます。
<環境技術>
 当社は1997年に「環境憲章」を制定し、環境に配慮した経営を推進しております。また、1999年よりISO14001による環境マネジメントシステムを運用しています。環境マネジメントシステムの認証対象業務範囲は国内における「土木構造物、建築物の設計および施工、ならびに建設分野の技術研究開発」に係るすべての活動です。
建築物の運用管理における適切なマネジメントに資するため、公正中立な調査・診断・評価を行います。
<保有資格者・第三者性>
 当社は、社内に累計71名のBELCAの診断資格者が在席しております。他、主な資格者として、一級建築士440名、構造設計一級建築士17名、設備設計一級建築士17名、コンクリート診断士48名、ファシリティーマネージャー1名が在籍しております。これらの人材は、豊富な経験と高い技術力を有し、公正・中立な診断を実施することができます。
建築物のロングライフの実現に向けた適切なライフサイクルマネジメントのために、不断に、企画力・技術力の向上、人材の育成に努めます。
<保有資格者の教育>
 当社では、社内研修等により社員のスキルアップに努めるとともに、BELCA資格をはじめとして建物の企画・建築物のロングライフ化に役立つ資格の取得を社員に奨励しています。


Aビルのロングライフ化に関係する事業
 当社は、総合建設会社として、1946年の創業以降、設計・施工ともに大きな実績を有しております。建築物(土木も含む)の基礎から仕上げまでの企画、設計、施工、メンテナンス、診断、改修そして建築物の解体・除却・建替えまで全ての業務を行っています。
 ぜひ、当社の長年の経験にもとづく技術力を、建築物のロングライフ化にお役立て下さい。
 なお、当社の各事業の詳細については、以下をご覧下さい。

●診断事業 
 私たち東急建設が提案する「リニューアル診断」は、豊富な実積と高いノウハウを駆使し、適切な診断を行なうことで、お客様の事業プランにご協力いたします。
 適切なリニューアルを実施するためには、適切な診断・評価が必要です。東急建設は、お客様のニーズにお応えするために、豊富な診断メニューをご用意しています。

●リニューアル事業
 私たち東急建設が提案する「リニューアル」は、既存の建築物の安全性や価値を維持するに留まらず、建物資産をより有効に活用するとともに、地球環境にやさしい21世紀型の建設技術です。
 東急建設のリニューアルは、建物に新しい息吹を吹き込み、潜在能力を最大限に引き出すロングライフ技術をご提案します。

Bビルのロングライフ化に関係する資格者
●BELCA資格保有者数(2021年7月1日現在)
建築仕上診断技術者 38人
建築設備診断技術者 22人
建築・設備総合管理士 11人
●その他の資格者数(2021年7月1日現在)
・一級建築士 440人
・管理建築士 19人
・構造設計一級建築士 17人
・構造物診断士 14人
・設備設計一級建築士 17人
・電気工事施工管理技士(1級) 56人
    ・管工事施工管理技士(1級)   85人    
    ・建築設備士   65人    
・建築設備検査員 2人
    ・建築施工管理技士(1級)   731人    
・ファシリティーマネジャー 1人
・マンション管理士 16人
・技術士(累計) 171人
・コンクリート診断士 48人

Cビルのロングライフ化に関係する技術
調査・診断関連技術
・目視検査主体の一次診断から、非破壊での検査やサンプリング等を行う二次診断まで総合的に実施可能な「建築診断」「設備診断」「耐震診断」
安全・安心な暮らし関連技術
・アルミを利用した軽量な耐震ブレース「TSKアルミブレース耐震補強工法」
  2008年『日本アルミニウム協会賞』開発賞受賞
・耐震改修後に用途や使い勝手により変更可能な「移動可能な耐震補強工法」
リニューアル関連技術
・スリムで堅牢なGRCパネル被覆改修システム「プラスリム工法」
・省エネと快適性向上を実現するオフィス環境改修技術「RECOffice(リコフィス)」
・お客様のニーズに合わせて10〜30年間の修繕計画を作成する「中長期修繕計画」
非構造部材の落下防止診断・技術
・タイルの剥落危険性を無足場で低コストに診断する「外壁タイル調査ロボット」
・地震時の天井材の落下を抑制する技術「東急建設式耐震天井システム」
省エネルギー、環境共生技術
・空調負荷・維持管理費の低減、ヒートアイランド対策等につながる『緑化技術』
<主な緑化技術>
 ・「屋上緑化」
 ・「壁面緑化(壁面吸音緑化、仮囲緑化)」
 ・「貯留雨水給水型緑化(テラポンド工法)」
 ・管理費低減型吹付け緑化「クラピア吹付緑化工法」
 ・軌道緑化
 ・生物多様性簡易評価ツール(BSET:Biodiversity Simple Evaluation Tool)
施設管理支援技術
・施設管理・運用システム「FMoT-DB」(Excel版)
 2008年『日本ファシリティマネジメント大賞』技術賞受賞
 ※「FMoTクラウド」はこのFMoT-DBで培った技術を踏襲し、Excelの使いやすさ・汎用性を継承した後継サービスです。