11回 BELCA会員の新技術・新事業等の説明会

IoTAI等の新技術を用いた建築・設備の診断」

を開催いたしました。

ロングライフビル推進協会(BELCA)では、会員の建築物のロングライフ化に資する新技術や新事業等についての説明会を開催し、その周知と活用の促進を図る活動をしております。

昨今、様々な分野でIoTInternet of Things)の活用が盛んに検討されています。建設業においても、設計、施工、運用、診断等の各段階で、IoTを利用した技術が普及され始めております。建築・設備の診断業務においても、調査作業の効率化のためにセンサー等を用いてデータを収集することや、収集データの分析に各社のノウハウを基にしたAIの機械学習の結果が用いられるなど、IoT技術が活用されております。

BELCAでは昨年12月に「建築・設備のセンシング・IoTにかかる技術」について説明会を開催したところ、大変好評で、これらをテーマにした説明会の再度の開催について多数の要望がありました。

そこで今回は建築・設備の診断等業務においてIoT等の技術がどのように用いられているのか、()奥村組、()ジャスト、() 関電工の取組みについて紹介する説明会を開催いたしました。

当日は、多くの方にご参加いただき、盛況のうちに終わりました。

 

1.開催概要

開催日時:平成301127日(火)14201700

会  場:BELCA会議室(東京都港区浜松町2-1-13 芝エクセレントビル4階)

者:37

 

2.各技術の説明内容等

 

 () 奥村組 :ウェアラブル端末等を用いたタイル打診調査支援システム

 

説明者

()奥村組 建築本部建築部建築企画課長   起橋 孝徳

 

概要等

従来、外壁タイルの打診調査では調査結果を手書きで記録しているため、記録の整理に多大な労力を要していました。そこで、調査員が判別したタイルの浮き等の状態や位置情報を、ウェアラブル端末と小型センサー等の機器を用いて、その場で図や数量の電子情報として記録するシステムを開発しました。これにより、記録データをそのままCAD図面や数量積算に用いて一連の作業を迅速化・省力化でき、調査期間の短縮やコスト削減が図れます。

 当日は、当該のセンサー等を用いたシステムの開発・選定の背景や、システムを用いて実施した外壁調査における作業の省力化に関する検証内容等についてご説明いただきました。

 

 

 

 

当日の配布資料

 

当日の様子

 

問合先

HP内問い合わせフォーム

 

関連情報

当該技術リ−ス

 

 

 

()ジャスト:機械学習(AI)先端技術「ディープラーニング」の調査診断技術への活用

 

説明者

()ジャスト  イノベーション企画部部長   角田 賢明

調査診断第二部課長      松本 雄一

 

概要等

ジャストではAIチームを発足し、AI技術の建物調査・診断業務への応用を積極的に取り組んでいます。この度、鉄筋コンクリートのX線写真から、コンクリート内部の鉄筋等を避けて、安全に100φのコア抜きが出来るどうかを自動判定するAIシステムを開発しました。現場技術者の判断をAIがダブルチェックすることで鉄筋切断事故のリスクをより低減させます。

当日は、「構造物に関わるデータをディープラーニング(機械学習)により付加価値に転換するサービス(J-Brain」の概要および成果の紹介として、AIによる@鉄筋コンクリートのX線写真画像のコア抜きの可否の判別(上述の内容)、A鋼製屋根板の錆の検知、B外壁種別の判定の3つの事例についてご説明いただきました。

 

 

 

 

当日の配布資料

 

当日の様子

 

問合先

HP内 問い合わせフォーム 

 

関連情報

J-Brain

各技術の要素(AIによるX線写真診断鋼製屋根板の錆の検知

外壁の仕上材判定AI

 

 

 

()関電工 :IoTを活用した設備監視サービス確立に向けた故障診断解析技術

 

説明者

()関電工 戦略技術開発本部技術開発ユニット技術研究所研究開発チーム課長  宮本 裕介

 

概要等

顧客のオフィスビルや工場、データセンターなどを対象に、空調・電気設備の電力利用や温湿度、振動など詳しい稼働データをセンサーで収集する。それらのデータをインターネットのクラウド上に蓄積し、機械学習をしたAIで設備の状態変化を分析して設備の故障・劣化を診断し、その結果を踏まえて顧客に設備の保守や更新、省エネルギー化を提案する。

 当日は、センサー等を利用したシステムの開発背景・概要や収集したデータのAIによる設備の状態変化の検証事例、判明した課題等についてご説明いただきました。

 

 

 

 

当日のプレゼン資料(抜粋)

 

当日の様子

 

問合先

代表電話番号:03(5476)2111

 

関連情報

当該技術等のリリース

 

 

 

本ページに関する問合せ:

 公益社団法人ロングライフビル推進協会 事業推進部

 TEL03-5408-9830 FAX03-5408-9840 E-mailbelcabelca.or.jp