令和7年度 建築仕上診断技術者 資格取得講習
【お知らせ】
令和7年度「建築仕上診断技術者」資格取得講習につきましては、令和7年7月1日から申込受付開始予定です。
開催日程等はこちら。
建築仕上診断技術者について
建築物の性能や資産価値を維持・向上させるためには、建築基準法第8条の建築物を常時適法な状態に維持するという要請にとどまらず、経年劣化、社会経済環境の変化、関係技術の進展等に対応して実施する機能の向上のための改修の実施等、運用の最適化を図るために適切に保全を行うことが欠かせません。
建築仕上診断は、定期的な実施の他、保守を通した不具合等の発生や法定の定期調査・定期検査の結果に基づき実施し、建築仕上の機能・性能に関する情報を収集する節目のプロセスであり、修繕・更新・改修の計画の起点として、保全の要となるものです。
「建築仕上診断技術者」は、このような目的に対応して、建築物の仕上の物理的劣化、社会的劣化などを総合的に診断し、建築物の適正な維持保全に資する技術者です。
「建築仕上診断技術者」の資格は、建築物の仕上とその診断に関して体系的にカリキュラムが組まれた本講習を受講し、講習の修了が認められ、公益社団法人ロングライフビル推進協会に資格登録された者に与えられます。本講習をぜひ受講いただけますよう御案内申し上げます。
開催地・開催日程・申込受付期間
なお、修了考査の結果発表につきましては2026年1月末日を予定しております。
講習料:57,200円
消費税 10%(5,200円)込、テキスト代含む
・銀行振込でのご入金となります。講習案内(pdf)の「Ⅲ.受講料の振込み」をご参照ください。
講習概要
受講資格
外壁又は防水の診断実績(注1参照)が5件以上あり、下表の受講資格区分(1)~(6)のいずれかに該当する者。
一級建築士、二級建築士、1級建築施工管理技士、2級施工管理技士(建築又は仕上げ)、特定建築物調査員、特殊建築物等調査資格者の資格のいずれかを有する者
①外壁又は防水の施工実務及び診断実務の経験年数(注4)が5年以上であること
②外壁又は防水の診断実施(注4)の経験年数が5年以上であること
①外壁又は防水の施工実務及び診断実務の経験年数(注4)が8年以上であること
②外壁又は防水の診断実務(注4)の経験年数が8年以上であること
注1:外壁又は防水の診断とは、外壁又は防水の劣化等を調査、測定し、測定したデータの分析・評価するとともに、報告書を作成する一連の行為をいう。
注2:「等」は、職業能力開発総合大学校、職業能力開発大学校、職業能力開発短期大学校、職業能力開発校、職業能力開発促進センター、障害者職業能力開発校又は専修学校(専門課程を置くものに限る)とする。
注3:建築系学科とは、「建築学科」、「建築第2学科」、「建築科」、「建築工学科」、「建設学科」、「建設工学科」等をいう。
注4:外壁又は防水の施工実務とは、外壁工事又は防水工事の計画、実施、管理、検査の全部又は一部に係る実務をいう。又、外壁又は防水の劣化等を調査、測定し、測定したデータを評価するとともに、報告書を作成する一連の行為をいう。
「建築仕上診断技術者」資格登録について
「建築仕上診断技術者」の資格は、講習の修了が認められた者が登録を申請することで公益社団法人ロングライフビル推進協会から与えられ、資格者には登録証が発行されます。
登録料は11,000円(消費税10%、1,000円込)、登録の有効期限は5年間となっております。
詳細については「建築仕上診断技術者」資格制度についてをご覧ください。
受講申込手続き
お申し込みをご希望の方は、下記ボタンから「WEB申込」のページよりお申し込みください。