マンションドック

【お知らせ(令和7年6月1日更新)】

・マンションドック登録会社は2社です。詳細は「マンションドック登録会社リスト」のページでご覧いただけます。

マンションドック制度とは

マンションの定期的な診断の普及推進を図るとともに、既存マンションのロングライフ化に資することを目的した制度です。

マンションの資産価値を保つためには、長期修繕計画に基づき、的確に修繕・更新・改修を行うことが求められます。しかしその前提として、建物も人間と同じく定期的に健康診断を行い、現状を適切に把握することが重要となります。

そこで本制度では、BELCA正会員企業の中で一定の要件(登録・診断実施要領に記載)を満たした経験豊富な診断会社を「マンションドック」として登録し、管理組合様等へご紹介しています。

マンションドックの特徴について
マンションドックの業務フロー(標準)

マンションドックによる診断内容

①診断の標準メニューを定めています
 共用部分のうち、調査する部位、項目、調査方法などについて標準的なメニューをBELCAが定めました。そのため、診断を依頼するマンションドックごとに業務の内容が大きく異なる心配がありません。
【標準メニューの例】
 屋根・屋上:防水層の劣化、バルコニーのひび割れなど
 外壁・外部階段・開口部:シーリングの劣化、タイルの接着力、金属建具の劣化など
 内部床・壁・天井:ひび割れ、変退色、破損など
 外部:自転車置場の錆や劣化、駐車場の陥没、外灯の金属部の劣化など
 設備:水槽、ポンプ、配管、各種器具類の劣化など

②標準作業量を定めています。
 マンションドック制度では、標準メニューに対応する作業量を定め 「マンションドック」登録・診断実施要綱において公開しています。
(診断メニュー、診断業務標準契約書、報告書目次、標準業務工数などが含まれています)

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