機関誌「BELCA NEWS」

最新号のご案内

当協会では、建築物のロングライフ化に関する情報の交流の場として、会員や関係団体等に向けて 機関誌「BELCA NEWS」を発行しています。

BELCA NEWS 2025年7月号(No.192)
特集「超高層マンションの維持保全」

超高層マンション(20 階建以上)は1980 年代から建設され、現在1,500 棟を超えています。大手ゼネコンと大手設計事務所主体で設計・建設された超高層マンションは、それぞれの特許技術等で建設され、当時の法規制や許認可の対応を含めそれぞれ異なる手法で建設されています。

特に、初期に建設された住棟は、築30 年を超え、今までに工事が行われていない電気・給排水・防災設備等の改修と、新築との性能差を埋めるための省エネ・防災改修等の必要性が高まるなど、年代、構造、共用の設備等の違いにより、抱えている問題も異なります。

そこで、今後の超高層マンションの維持保全の取組みについて特集しましたので、皆様の課題解決の一助となれば
幸いです。

次号予告

BELCA NEWS 2025年10月号(No.193) ※2025年10月下旬発行予定
特集「ZEB改修(仮)」

建築物省エネ法の改正により、2025年4月以降に着工するすべての新築建築物に対して、省エネ基準への適合が全面義務化され、更なる省エネやZEB化の普及・拡大が期待されています。

しかし、既存建築物に関しては、新築のZEB化普及率と比べると未だ低いと言わざるを得ない状況にあります。その主な理由としては、建築物省エネ法の規制対象外であること、新築に比べコスト高になること、改修設計技術を要すること等、ハードルがいくつもあることが指摘されています。そういった中でも、汎用技術を組み合わせること等でコストの低減を図り既存建築物のZEB化に取り組む事例も出てきています。

そこで、今後の更なる省エネルギーの推進および既存建築物のZEB改修の参考となるべく特集を組みました。

※内容は予告なく変更となる場合があります。

ページ上部へ