ＢＥＬＣＡ会員の新技術・新事業等情報の説明会

「開口部・ 外壁 の長寿命化等に関する説明会」を開催しました

開口部・外壁は、建物を保護するとともに，意匠的には建築の固有のアイデンティティを表現する建物の顔としての役目を担っています。また、基本的な性能として耐風性・防水性・断熱性・遮音性などの他に、防耐火性や汚れに対する美観上の配慮などの性能・機能が求められておりますが、近年では高いレベルでの省エネ性能や長寿命化への取り組みも求められております。

今回、外周壁（開口部・外壁）に関する技術について、会員会社の㈱ＬＩＸＩＬ、三協立山㈱の取り組みについてご説明いただきました。

当日は多くの方にご参加いただき盛況に開催することができました。

 

１．開催概要

開催日時

場　　所

平成29年9月26日（火）15：30～17：00

当協会会議室　

参 加 者

32名

 

　２．各工法の説明内容等

 

㈱ＬＩＸＩＬ：断熱等級H-6を実現した高断熱型サッシ「PRESEA-H（プレセア-H）」

説明者

㈱ＬＩＸＩＬ　 ＬＩＸＩＬジャパンカンパニー リフォーム推進統括部
　リフォーム推進部ビルリフォーム企画推進グループ主査       増田 弘

技 術
概要等


　「建築物省エネ法」の施行により一定規模以上の新築の非住宅建築物に対し省エネ基準の適合義務化が始まり、地区によっては従来以上の断熱性能が開口部に求められています。こういった背景から、高断熱型サッシ「プレセア」を中高層のマンションやビル向けの窓として開発しました。フレームを従来に比べ最大 50%スリム化し、従来のビル窓にはないスマートでシンプルなデザインを実現しつつ「断熱等級 H-6」を満足しております。
　当日は、当該技術の概要や、実際の施工事例についてご説明いただきました。

　

 

　　当日のプレゼン資料及びパンフレット

当日の様子

問合先

 ㈱ＬＩＸＩＬ　リニューアル営業部リニューアル
　　　　　　営業グループリニューアル推進チーム　TEL：03-6273-3469

関連情報

商品紹介：Webカタログ：http://tostem.lixil.co.jp/lineup/bldg/sash/presea/

 

三協立山㈱　：外壁リノベーションのご提案

説明者

三協立山㈱ 三協アルミ社STER事業部STER部 設計・施工課課長　中島　賢治

技 術
概要等


　国土交通省が取りまとめた「既存建築物における外壁タイルなどの落下対策について（平成 20 年 9 月）」によると、外壁落下による通行人に被害が出やすい建物（築年数：10年超が対象）の割合が 10％あるという結果が報告されています。また、外壁に使用されるタイルや自然石等は重量があり、劣化・地震等に起因する剥落による人的被害の危険性もあります。こういった背景をふまえて、タイル等落下の防護、外観の一新などに適するカバーリングパネルを利用した外壁リノベーション用の技術について紹介します。

当日は、当該技術の概要や、実際の施工事例についてご説明いただきました。

 

　

 


当日のプレゼン資料

当日の様子

問合先

　三協立山㈱ 三協アルミ社 関東ビル建材支店  TEL: 03-5348-0382

関連情報

商品紹介：Webカタログ http://buildingsash.net/products/renewal/r_gaiheki/

 

本ページに関する問合せ先

　公益社団法人ロングライフビル推進協会　事業推進部

　TEL:03-5408-9830　FAX03-5408-9840　E-mail:　belca＠belca.or.jp