BELCA資格取得のおすすめ
公益社団法人 ロングライフビル推進協会(BELCA)では、建築物のロングライフ化の推進に資するため、建築物の維持保全、建築設備診断及び建築仕上診断のエキスパートを育成しています。
ぜひBELCA資格の取得をおすすめします。
BELCA資格者の活躍の場は拡大しています。
建物オーナーの方々の中には、維持保全等についてどうしたらいいか、誰に相談したらいいか日頃お悩みの方が少なくありません。 建物の維持管理や診断等について、日頃お悩みの建物オーナーの皆様をBELCA資格者はサポートする役割をはたします。 |
BELCA資格者の主な役割
□建築・設備総合管理技術者
☆維持保全計画の作成及び関係技術者を統括・活用して、実施にあたる維持管理のエキスパート ◆建築基準法第8条第2項に基づく維持保全計画等の作成 |
□建築仕上診断技術者(ビルディングドクター<非構造>)
☆タイル外壁、モルタル塗り外壁や屋上防水などの建築仕上げ部分の診断のエキスパート ◆非構造部材(タイル外壁、モルタル塗り外壁及び屋上防水など)の定期的診断 |
□建築設備診断技術者(ビルディングドクター<建築設備>)
☆建築設備(昇降機は除く)の総合的な診断のエキスパート ◆建築設備についての物理的劣化診断 |
BELCA資格の活躍の場は広がっています。
BELCAの資格者は、建築・設備の維持保全や診断などの業務以外にも、次のような活躍の場があります。
建築仕上診断技術者、建築設備診断技術者、建築・設備総合管理技術者
不動産の証券化の際のデュー・ディリジェンス(建築物の適正評価)が欠かせません。特にエンジニアリングレポートの作成には建物の総合的な維持保全や調査・診断に関する専門的な知識・技術が欠かせません。 |
BELCA資格者は広く推奨されています。
BELCA資格者はこれまで、広く推奨されてきました。主な推奨事例を紹介します。
○「建築物修繕措置判定手法」(1993年)
[(財)経済調査会発行、(財)建築保全センター編集、建設大臣官房官庁営繕部監修]
同書において「建築物修繕措置判定手法」における「二次調査」を行うものとしての想定の中で、「建築仕上診断技術者」が明記されています。
○「鉄筋コンクリート造建築物の耐久性調査・診断および補修指針(案)」(1997年) [(社)日本建築学会発行]
同書において「鉄筋コンクリート造建築物の耐久性調査・診断及び補修指針(案)」における調査・診断を行う者として、「建築仕上診断技術者」が明記されています。
○「ビル・リニューアル指針・同解説」(1997年)
[建設省住宅局建築指導課]
リニューアルの専門技術者の例として「建築仕上診断技術者」、「建築設備診断技術者」が明記されています。
○「公庫マンション維持管理ガイドブック」(1997年)
[住宅金融公庫]
「公庫マンション維持管理基準」では大規模修繕(外壁・屋根)を実施する場合にあたっては劣化診断を行うこととしており、この劣化診断を行う一定の能力を有する者の例として、「建築・設備総合管理技術者」ならびに「建築仕上診断技術者」が明記されています。
○「不動産投資取引におけるエンジニアリング・レポート作成に係るガイドライン」
(2011年版)
[(BELCA)]
エンジニアリング・レポート作成に関連する資格として、「建築仕上診断技術者」、「建築設備診断技術者」、「建築・設備総合管理技術者」が紹介されています。
建物のオーナーの大切な資産である建物の活性化を図り、その価値を高め安全で長持ちさせるためには、豊富な知識と技術、ならびに実務経験を持ち合わせた建築物の維持保全、建築設備及び建築仕上の診断のエキスパートが必要です。 すでに、全国で数多くの資格者が実務の第一線で活躍されております。ぜひ、BELCA資格者を取得されることをおすすめします。 |