平成22年度

 

(1)事務所ビルの長寿命化に対する意識調査

1)事業の概要

ロングライフビルの促進に必要な情報の収集及び整備、発信等を目的とした「長寿命化促進特別調査」を実施することとし、建物所有者、設計者、維持管理者、テナントを中心とする事務所ビルの関係者に対して、賃貸事務所ビルの長寿命化に対する意識調査を実施した。

調査は、BELCA正会員に加え、㈳日本ビルヂング協会連合会、㈳日本建築士事務所協会連合会、㈳建築業協会、㈳全国ビルメンテナンス協会、㈳日本ファシリティマネジメント推進協会の会員、合計2,534社に対して7,641 通の調査用紙を発送し、1,124通( 回答率14.71%)の回答が得られた。

調査の結果、今後、積極的に長寿命化をする必要があると考えている人が多くいるものの、長寿命化への取り組みを特にしていない人が半数以上おり、また、築後50年程経過した事務所ビルは寿命を全うしたと考えている人が多いことが明らかになった。

 

2)委員会

<事務所ビルの長寿命化に対する意識調査実施委員会>

委員長    小松 幸夫      早稲田大学教授

副委員長  川瀬 貴晴      千葉大学教授

副委員長  南  一誠      芝浦工業大学教授

委 員    江口  亨      横浜国立大学助教

              磯野 徹郎      ㈳日本ビルヂング協会連合会

              荻原 幸雄      ㈳日本建築士事務所協会

              猪里 孝司      ㈳建築業協会

              佐々木浩二      ㈳全国ビルメンテナンス協会

              池田 芳樹      ㈳日本ファシリティマネジメント推進協会

              今泉  晋      BELCA

(順不同、敬称略)

 

3)成果物の概要

 

賃貸事務所ビルの寿命に関する意識調査

【構成】

1.調査の概要

2.調査の結果

3.分析・考察

4.今後の課題と展望

附属資料1 自由記述欄( 全文)

附属資料2 調査依頼文及びアンケート用紙( 原本)

附属資料3 検討体制