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１．都道府県・政令指定市・中核市の営繕等部門の業務発注における事例
（１）Ａ事例：建築仕上診断技術者の活用事例（下線はBELCA事務局が追加）
入札公告：○○住宅始め住宅外壁打診調査及び外壁部分補修工事
次のとおり事後審査方式一般競争入札（電子入札）に付します。
なお、入札等については、関係法令に定めるもののほか、本公告によるものとします。
平成２５年〇月〇日
○○県○○公社理事長
１ 対象工事
（１）工事名：○○住宅始め住宅外壁打診調査及び外壁部分補修工事
（２）工事場所：省略
（３）工 期：省略
（４）工事の概要：下記住宅の外壁打診調査及び外壁部分補修工事一式
（詳細省略）
（５）予定価格等：省略
（６）入札方法等；省略
２ 競争参加資格
本工事の入札に参加することができる者は、次に掲げる要件を備えた者とします。
（１）○○県建設部が発注する建設工事のうち、建築工事業又は防水工事業に係る競争
入札に参加する資格を有する者であること。
（２）～（７）：省略
（８）「建築仕上診断技術者」資格所有者を自社で有し、当工事に配置出来ること。
なお、「建築仕上診断技術者」とは、公益社団法人ロングライフビル推進協議会
（ＢＥＬＣＡ）（旧称：社団法人建築・設備維持保全推進協会）において当該資格者として
登録を受けた者とします。
（以降省略）
（２）Ｂ事例：建築・設備総合管理技術者の活用（下線はBELCA事務局が追加）
入札説明書；エンジニアリング・レポート作成等業務
独立行政法人○○の「エンジニアリング・レポート作成等業務」に係る掲示に基づく入札等に
ついては、関係法令に定めるもののほか、この入札説明書によるものとする。
１ 手続開始の掲示日
平成24年11月20日
２ 発注者：省略
３ 業務概要等
(1) 業務名：エンジニアリング・レポート作成等業務
(2) 業務概要：○○が保有する施設に係る建物状況評価報告書（以下「ＥＲ」という。）の作成
(3) 業務の詳細な説明：省略
(4) 契約期間：省略
(5) 契約書：省略
４ 競争参加資格
(1)～(6)：省略
(7) 次に掲げる基準をすべて満たす予定現場代理人を当該業務に配置できること。
① 一級建築士の資格を有し、建築士法による登録を行っている者、技術士（建設部門）の
資格を有し、技術士法による登録を行っている者、又は公益社団法人ロングライフビル推
進協会（ＢＥＬＣＡ）が認定する建築・設備総合管理技術者の資格を有し、登録を行ってい
る者② ＥＲ（建物状況調査（修繕更新費用の算定を含む。）、建物環境リスク評価（フェー
ズⅠ）、土壌汚染リスク評価（フェーズⅠ）及び地震リスク評価を含むもの。）作成の実務経
験を5 年以上有する者
（以降省略）
（３）D事例：建築・設備総合管理技術者又は建築設備診断技術者の活用
（下線はBELCA事務局が追加）
入札説明書；建築物建築物保全業務
第１章入札及び契約に関する事項
（総則）
第１条 独立行政法人○○の業務等に係わる入札公告「平成23○○建築物保全業務」に
基づく入札等については、関係法令に定めるもののほか、この入札説明書による
ものとする。
（契約職等）
第２条：省略
（業務内容）
第３条
(1) 件名
Ｈ２３○○建築物保全業務
(2) 概要
本業務は、○○構内に設置されている○○本館及び○○施設の建築物及び付帯
する設備の点検・保守業務を行うものである。
(3)～(6)：省略
（競争参加資格）
第４条
(1) ～(4) 省略
(5) 配置できる予定業務責任者の資格の証明
配置予定の業務責任者の資格等を証明した者であること。なお、配置予定の業務
責任者は、以下のいずれかの資格を有する者とする。
①建築設備士
②建築設備診断技術者
③建築物環境衛生管理技術者
④建築・設備総合管理技術者
（以降省略）
２．特定行政庁の建築指導における事例
（１）E事例：建築仕上診断技術者及び建築設備診断技術者の活用事例
（下線はBELCA事務局が追加）
広報；建物の健康診断
建物の健康診断
建物もあなたと同じ健康診断
日頃からの注意、点検をしましょう！
建物の維持保全を適正に実施することは、思わぬ事故を防いだり、地震や火災等の
災害時の被害を軽減したり、建築物の寿命を長持ちさせることにつながります。
次のチェック項目にチェックをしてみましょう。
□建物の外壁等は安全ですか？
外壁は、年数が経過すると老朽化し、ひび割れや浮き上がり、腐食等が発生します。
そのまま放置すると外壁の落下により思わぬ事故が発生することがあります。
また、古い建物の中には窓ガラスの種類や取付け方法によって、地震時にガラスが落下
するおそれのあるものもあります。
このような落下事故が発生すると、社会的な責任も問われる場合がありますので、日頃
から点検、診断し、異常が認められたときは早急に補修・改修をしましょう。
→特殊建築物等調査資格者及び建築仕上診断技術者（ビルディングドクター（非構造））
等に相談しましょう。
（中略）
□非常用の照明装置、排煙設備等をご存知ですか？
非常用照明装置、排煙設備等が適切に作動しないと、火事が発生した時など煙にまか
れて死亡するなどの事故が発生します。
日頃から照明装置、排煙設備を点検いたしましょう。
→建築設備検査資格者及び建築設備診断技術者（ビルディングドクター（建築設備））
に相談しましょう。
□火気使用室、無窓居室の換気は良好ですか？
一酸化炭素ガス・酸欠に注意しましょう。
→建築設備検査資格者及び建築設備診断技術者（ビルディングドクター（建築設備））
に相談しましょう。
（以降、省略）
（２）F事例：建築仕上診断技術者及び建築設備診断技術者の活用事例
（下線はBELCA事務局が追加）
広報；建物の維持管理
建物の維持管理をしっかりと行うことは、思わぬ事故を防いだり、地震や火事の時に被害を
軽減したり、建物の寿命を長持ちさせることにつながります。
また、地球環境、地球資源の保護にも役立ちます。
パンフレット様式の掲示：建物もあなたと同じ健康診断
（中略）
日頃から注意、点検を
建物の維持保全を適正に実施することは、思わぬ事故を防いだり。地震や火災等の災
害時の被害を軽減したり、建築物の寿命を長持ちさせることにつながります。省エネルギ
ー地球環境問題からも今後大変重要な事項です。
建物の外壁は安全ですか
外壁は年数が経過すると老朽化し、ひび割れや浮き上がり、腐食等が発生します。そのま
ま放置すると外壁の落下により思わぬ事故が発生し社会的な責任も問われる場合がありま
す。日頃から点検、診断し、異常が認められたときは早急に補修・改修をしましょう。
老朽化等が進んでいない場合でも、地震により外壁が落下して思わぬ事故を起こすこと
があります。地震に対する外壁の安全性についても別途診断評価をしましょう。
特殊建築物等調査資格者及び建築仕上診断技術者（ビルディングドクター）等の専門家
に相談しましょう。また、「外壁の地震に対する安全性の評価方法」で安全性をチェックしまし
ょう。
（以降省略）
以上
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